親子コミュニケーション:聞き手に共感がなく,聴く姿勢がない場合

チャイルドコーチングでは、コミュニケーションが、

なかなかうまくいかないことがあります。

そのような場合、どうすればいい

そんな話をしていきます。

親「どうしてこんなに遅く帰ってきたの?」

子「○○ちゃんと待ち合わせをしてたんだけど、
   来ないから待ってたら遅くなった」

親「え?どういうこと?どうして来ないの?
確認したの?電話してみた?」

子「いいよ。知らない。放っておいてよ」


子どもの具体的な話が始まる前に

親の尋問が始まってしまいました。


子どもは遅くなったことを説明する前に

「友達に嫌われたのかもしれない」という

心配で不安な気持ちになっています。


この会話の流れでは、

子どもは尋問に心を閉ざしてしまい、

本当の不安な気持ちを話すことができませんでした。

親の側の「遅く帰らないように」という

メッセージもきちんと伝わっていませんよね。

f0394357_07344835.jpg









では、次に聞き手に共感があり聴く姿勢がある場合を見てみましょう。

親「どうしてこんなに遅く帰ってきたの?」

子「○○ちゃんと待ち合わせをしてたんだけど、
   来ないから待ってたら遅くなった」

親「○○ちゃんが来なかったんだ」

子「うん」

親「遅くまで待ってたんだね」

子「うん。ひどいよね。ちゃんと約束したのに!
  私○○ちゃんに嫌われたのかなぁ」


まず親が子供の言い分を聞き、子供の言葉を繰り返して

「ちゃんと聞いている」ことをアピールしています。

子どもは親の「共感のサイン」に勇気づけられて

「もしかしたら友達に嫌われたのかも」という

自分の不安な気持ちに気づきます。


認知的共感とは相手の具体的な内容に

興味を示すことであり、

認知的共感はまず、相手の言葉を要約して返したり、

難しい場合はそのまま繰り返すことが重要です。


親「約束したのにひどいね。
  ○○ちゃんに嫌われたと思うんだね」

子「うん。まあ、分からないけど。
  私もしっかり確認していなかったから○○ちゃんに
  約束が伝わってなかったかもしれない。  
  明日学校で会うからいいや。
  帰りの連絡しないでごめんね。」

親「ちょっと心配しちゃったから今度は連絡してよ。」

子「わかった。そうする。」


「約束した」というところをバックトラッキングしており、

共感をしっかりと示しています。

そうすれば、子どもは親に受け入れられたと安心します。


前に紹介したバックトラッキングですが、

こういうちょっとした言葉を使うだけで、

会話はいい方向へと進んでいきます。


ホームページはこちらです



[PR]
by nocotoco | 2018-01-08 07:36 | 親子コミュニケーション | Comments(0)


不登校、ひきこもり、子どもの声を引き出します。


by Sere.C.R

プロフィールを見る

外部リンク

カテゴリ

全体
不登校・ひきこもり
セルフ・カウンセリング
親子コミュニケーション
発達障がい
私自身のこと
未分類

以前の記事

2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月

お気に入りブログ

村上建築設計室です。

最新のコメント

検索

最新の記事

不登校の原因
at 2018-11-22 05:11
子ども達の対人関係の希薄化
at 2018-11-21 19:06
不登校・ひきこもり  日常生..
at 2018-11-20 07:01

記事ランキング

ブログジャンル

メンタル
教育・学校