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セルフ・カウンセリング・セミナー:認知行動療法って何?

今日は、セルフ・ケアの「認知行動療法」です。


突然ですが、

今回は、チャイルドコーチングをちょっとお休みして

後に取り上げる「認知行動療法」について少し説明をしたいと思います。

皆さん次にあげる気持ちになったことはありませんか?

・ネガティブな考えにとらわれ、くよくよと悩んでしまう。

・自分に自信がなく、いつも他人の評価を気にしてしまう。

・やめなければいけないと分かっている悪習慣がやめられない。

・不安や怒りといった感情に振り回されてしまう。

・すぐに気が散ってしまい、目の前のことに集中するのが苦手

認知行動療法の考え方は、人を良い方向へ導き動かすことに有効なものです。


認知行動療法の「認知」という部分が、そもそもわかりにくい、

という方が多いと思います。

認知とは、本来は、人間が何かを見たり、聴いたり、読んだりすることで情報を入力し、

それを認識したり、解釈したり、考えたり、計算したりする、

脳に情報がインプット(はいってくる)されてから、

アウトプット(出ていく)されるまでの、

内的(心の中)な処理のことをさす言葉で、

認知行動療法では、主に「物事の受け止め方」という意味で使われます。

セルフ・カウンセリング・セミナー:認知行動療法って何?_f0394357_05041658.jpg






































身近な例で考えてみましょう。

知人にメールを送ったのに、返信がない、という場面を思い浮かべてください。

客観的事実としては「メールを送ったけれど、今のところ返信がない」

というだけのことですよね。

相手が忙しくて返信できないかもしれ知れないし、

返信する必要がないと判断したのかもしれません。

いずれにしても、それ以上考えても仕方がないことです。

ところが、この単純な事実が、本人の受け止め方によって、

大きなストレスの原因になってしまうことがあります。

例えば、「私は嫌われているのかな」などと思い始めたり、

「私は返信する価値がない人間だと思われているのかな」とまで考えてしまったりする。

こうした物事の受け止め方には人それぞれのクセのようなものがあります。

そのクセが肯定的、あるいは平均的なものである場合には問題ないのですが、

中には過剰にネガティブな受け止め方をしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

それを「認知の歪み」と言います。

子育てについても、結構こういう考え方が出てきてしまう、

そんな人もいるかもしれませんよね。

そんな時にセルフ・ケア必要になります。

それが認知行動療法を使うことによってセルフ・ケアが可能になると思っています。

次回はこの続きをお話ししますね。


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by nocotoco | 2018-01-17 05:05 | セルフ・カウンセリング


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