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親子コミュニケーション:「限定質問」


前回に引き続き「限定質問」についてお話しします。


オープンクエスチョンの「限定質問」

例 「今日は誰と遊んでいたの?」

この場合、答えが「はい」「いいえ」に

限定されてしまうわけではないから、

クローズド・クエスチョンにはなりません。

しかし、答えの選択肢は「友達の名前」にだけに限定される。

この質問では一部が限定されています。


「遊んでいた」ことは質問の中で

断定されてしまっているので、

オープン・クエスチョン形式であっても、

場合によっては会話を閉じる原因に

なってしまう質問かも知れません。

親子コミュニケーション:「限定質問」_f0394357_05062656.jpg




















このように、限定質問は

オープン・クエスチョンの一種ではあるが、

回答に範囲が非常に狭められているため、

クローズド・クエスチョンと同じように、

相手に威圧的に聞こえることもあります。

しかし、質問の内容が狭められるため、

子どもは容易に質問に

答えやすくなるという利点もありますよね 。


どの程度の答えを期待しているかによって、

限定の幅を考えてみてください。

これって結構難しいんですよね。

狭めすぎると威圧的になりますし、

広げすぎると曖昧な答えしか返ってこないし。

親の方が「この質問をしたら、

どのくらい具体的な答えが返ってくるかな?」と

まず、親の方でじっくりと

考える必要が出てきます。

慣れてくれば、わりと短い時間で

すっと質問が出てきます。

なので、日々の質問の流れの中で、

必然的にできてきます。


子どもに質問する時は、特に限定質問をするときは、

時間的に近く、具体的な質問をすれば、

子どもは答えやすくなる可能性が高いですので、

子どもと向き合って、その話題について話してみましょう。


特に、学校での交友関係、

先生との関係、進学の方向性など、

パパさん、ママさん、

みんなで話し合える回答が出てくると、

一層家族間での親密なコ

ミュニケーションができると思います。

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by nocotoco | 2018-01-28 05:07 | 親子コミュニケーション


不登校、ひきこもり、子どもの声を引き出します。


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