人気ブログランキング | 話題のタグを見る

親子コミュニケーション:肯定的な質問

今回は、前回とガラッと変わって

肯定的な質問の例を見ていきます。


親「この前おばさんが家に来た時には、

 部屋がすごく綺麗に片付けられたよね」

子「あれはね、ボックスに全部入れたんだよ」

親「そうなんだ。じゃあ、今度もボックスにいれてかたづけ

  られる?」

子「今はやらない。だって、おもちゃはどうせまた使うから

  出しておいたほうがいいんだ」

親「そうかもしれないね。

  でも、踏んでおもちゃが壊れてしまうかもしれないよ。

  きちんと片付けても出しやすい方法はあるかな?」

子「使わないおもちゃは押入れに入れて、

  おいてもいいかも知れない」

親「そうだね。じゃあ、一緒にいれて見ようか。

  しまうおもちゃは○○ちゃんが運んでね。」

子「いいよ」


この会話では、

まず過去によくできた出来事の

説明を求めました。

その結果、子供は明るい

気持ちで質問に答え、

会話も友好的に進んでいきます。

そして、親が一歩踏み込んで

問題の解決策を質問したところ、

子供は最初の質問の回答に「~できる」と答え、

ポジティブな気持ちになっていますので、

前向きな気持ちで

親の要望に答えることができています。


上の会話を勉強にたとえてみましょう。

親「この間の試験は、いい点が取れてたね」

子「だって、頑張ったもん」

親「そうなんだ、じゃぁ今度も頑張れる?」

子「今度はやらないよ。疲れちゃったもん」

親「でも、疲れない方法で頑張れる方法はないかな?

子「ある程度勉強したら、しっかり休むようにする」

親「そうだね。それがいいかもしれないね。

  わからないところがあったら、一緒にやってみようよ」

子「いいよ」

という感じ。

うまくいかないことが続いているなぁと思ったときにも、

例外はあります。

「あの時はそういえば・・・」

その例外を探して、子どもに伝えましょう。

ポジティブな質問ができると思います。

焦らず子どもを見ていきましょうね。





by nocotoco | 2018-03-16 06:43 | 親子コミュニケーション


不登校、ひきこもり、子どもの声を引き出します。


by Sere.C.R

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

外部リンク

カテゴリ

全体
不登校・ひきこもり
セルフ・カウンセリング
親子コミュニケーション
発達障がい
私自身のこと
普段の私達
未分類

以前の記事

2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月

お気に入りブログ

村上建築設計室です。

検索

最新の記事

不登校のブリーフセラピー-4
at 2019-01-13 05:17
不登校のブリーフセラピー-3
at 2019-01-12 05:16
不登校のブリーフセラピー-2
at 2019-01-11 05:14

記事ランキング

ブログジャンル

メンタル
教育・学校

その他のジャンル