私の心と感情-14 再び一うつの長い時間・転職

最善の道と思っての転職も、

うまくいきそうもないことに少しずつ

気が付いてくるようになりました。

自分の意志の通りに時間が

流れることがないのです。



初めの仕事は10年間勤めました。

次の仕事は5年。

どんどん短くなっていました。

ただ単に時間が流れている感じです

私の時間ではないような流れです。

今にして思えば、いろいろなことが

父の生前の影響を受けていたように思います。

父は頑張っては病気になり、

頑張っては病気になりの繰り返しでした。



せっかく頑張っても、それが報われない、

最後には去って行ってしまう。

それが関係しているように、

自分から進んで行き、自分で終わらせる。

そんなことが若いころからありました。

女性と付き合っても、離れていかれるのが怖くて、

自分から離れてしまう。学校もそうです。

頑張って頑張って大学院まで行ったのに

、簡単なことで中退しましたし、

職に就いてからもそうです。

好きで入った職場も途中で終わり。

自分から離れています。



病気が関係しているにしても、

いつも原因は自分にあります。

失うことが怖くなってしまっていて、

自分から壊していくことを

繰り返してしまっていました。



そして、遅れてやってきたものがありました。

兄のうつです。兄も重篤なうつに

なってしまっていたのです。

いつも存在のない兄が、

今度は大きな存在となって目の前にいます。

そんな兄から言われたことがありました。

「お前のせいで俺は鬱になったんだ」

何も言い返せませんでした。

みんなそう思っているんだと、

そう思いました。

それからは、兄は入退院を繰り返しました。

家族がどんどん壊れていくようでした。

早くよくならないと、

という焦りのような感情がありました。



最期の選択は、自分で起業をすることです。

自分の体の様子を見ながら、仕事を進めていく、

そういう働き方がいいのだろうと思いました。

それ以外にはないのではないかと思いました。

医者からもらった薬を飲んでも効き目はなく、

量がどんどん増えていくばかり。

治療者への不信が高まるばかりでした。



過去に問題があるのだから

心を見てもらえばいいと考え、

いろいろなところに行きました。

精神療法、催眠療法、どれも効果がなく

ただただ時間が経っていくだけです。

戻らない心、変わらない過去。



テレビへの反応も過剰になり、

「なんて軽すぎる死の扱い方なんだ」と怒り、

再び人とかわす言葉を失い、

動かない頭、自分が信じられない自分。

結局何も変わっていなかったのです。

そんな簡単なものではなかったのです。

処方箋だけを書く医者から離れたいと思い、

ほかの病院へ通うことにしました。



そこで出た診断名は

「双極性感情障害」というものでした。

うつと診断されてから、

ずっと、ひたすら心理臨床関係の本を読み、

自分なりに対応してきました。

ささやかな知識ではありますが、

心が苦しくなった時の対処法は覚えてきました。

心理技法の中で自分に合うものを

見つけることができたので、

少しは楽になっています。



心がきつくなった時は、

まずは空を見上げています。

部屋の中にいるときも上を見ます。

それだけで少しは心が軽くなります。

ほんの少しですが。



それに加えて技法を

自分に対して行っています。

自分にとって少しの安心感です。

しっかりとお医者さんにも通っています。



そこのお医者さんは

じっくりと話を聞いてくれます。

それ以外にもカウンセラーの方が

常駐しており、話を聞いてくれます。

これまでのことを全て話をしています。



カウンセラーの先生は

「なぜそれまでの体験をしてきて、

 誰かに話そうとしないのですか?

 何故すべてを自分の心の中に

 収めてしまうのですか?

 ○○さんはどこで息を

 吸っているのですか?」



「あなたが思っていることは

 何の根拠もないことで、
 
 すべて自分で作り上げていることですよ。
 
 ちゃんと深呼吸してくださいね」

そういわれて少し、心が軽くなりました。

それに加え、自分で覚えた心理療法

少しずつ、前に進むことができている感じがします。



今思えば、父も双極性だったように思います。

これまでを振り返ると、

父と同じ道をたどってきたような

気がしてなりません。

建築を目指して勉強し、

職業として選び、入院し、

そして双極性感情障害。

どれも父と同じです。



なぜだろうか、あんなにも苦しみ、

ときに憎くさえ思っていたのに。

答えの得られない、

終わりのない「なぜ」が続いていたのに。

自らの手で自らの命を絶つ

という方法で去っていった父。



そこに至るのには、想像を絶する心痛や閉塞感。

最期のときにも気持ちの余裕のなさから、

不本意なやり取りや、

すれ違いが起こることがあると思います。

二度と取り返すことのできない命を

自ら断ってしまうという行為は、

私にとって極めて複雑でありながら、

自分の体験から、少しは理解できるようになりました。

とてもつらいしこりを残して。



突然で、一方的なコミュニケーションの中断です。

いろいろなことを思いながらも、言葉にしないで、

とりあえず目の前にあることを

淡々とこなしていくだけになります。

それしか自分にはできないのです。

しかし、これからは自分の意思で

前に進んで行けるような気がしています。

人の言葉を聞いて、

その人に対して何かを言うことができれば、

自分のこれまでの時間が

生かされるのではないかと思っています。






[PR]
by nocotoco | 2018-11-16 04:17 | 私自身のこと | Comments(0)


不登校、ひきこもり、子どもの声を引き出します。


by Sere.C.R

プロフィールを見る
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

外部リンク

カテゴリ

全体
不登校・ひきこもり
セルフ・カウンセリング
親子コミュニケーション
発達障がい
私自身のこと
未分類

以前の記事

2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月

お気に入りブログ

村上建築設計室です。

最新のコメント

検索

最新の記事

ひきこもり 父親回避
at 2018-12-12 07:44
現在進行形でサポートする-親..
at 2018-12-11 06:46
目標達成のサポート 親子コミ..
at 2018-12-10 06:23

記事ランキング

ブログジャンル

メンタル
教育・学校