2019年 01月 09日 ( 1 )

認知行動療法を応用する

不登校といっても、教室には行けなくても、

保健室ならいける生徒がいます。

そのために自習室を用意している学校もあります。

それはどういうことでしょうか。



パニック障害を例にとると、

電車やエレベーターなど人が混雑している狭い空間に

閉じ込められると、動悸、息切れ、めまい、

それに強い不安感におそわれ、

このまま死んでしまうのではないか

というのがパニック障害です。

電車に乗れなくなるので、

学校や会社に行けなくなります。




有効な治療の一つに認知行動療法があります。

容易にできることを「1」、

とてもできそうでないものを「10」として点数をつけると、

電車でも長時間止まらない特急電車に乗ることは「10」、

各駅停車に一駅分だけ乗るのは「5」、

駅に行くことは「1」だとします。




まず駅に行くことから始めて、ホームに立つ、

各駅停車で一駅だけ乗るというように、

少しずつ課題を克服していきます。

こうして最後には特急電車にも乗れるようになる

というのが認知行動療法で

系統的脱感作法と言われるものです。





不登校もそれと同じように、

教室で授業を受けるのは「10」でも、

保健室に行くのは「5」、

平日に学校の校門の前まで行くのは「3」、

休日に学校の校門に行くのは「1」

という具合に点数化していきます。



休日に校門まで行くことから始めて、

次は平日に校門まで行ってみます。

それができるなら、今度は保健室に行って、

時間を過ごしてみる。

最終目標は教室で授業を受けることです。




不登校になった生徒にとって、

登校して教室で授業を受けることは、

とてもとても大変なことです。

時間がかかっても、ほんの少しずつでもいいのです。



保健室の代わりに、不登校向けの

フリースクールに行ってもいいのです。



登校できなくなった子を無理やり学校まで、

連れていくことはできません。

しかし、手をこまねいていては不登校が長期化して、

ひきこもりに至ることもあります。



その子どもができるところから始めて、

少しずつ課題を克服する認知行動療法の系統的脱感作法を

試してみてください。

少しずつ少しずつでいいのです。

焦らず、じっくりと。

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by nocotoco | 2019-01-09 05:11 | 不登校・ひきこもり | Comments(0)


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