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3人の私、今はどの自分?


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どんな性格であれ自分の性格がどのような傾向にあるかを知ることで、

ストレスがかかった時に上手く対処できるようにする方法があります。


それは、性格や行動の特徴的な3つのパターン「自我状態」を理解することです。

私たちは自分の中に「3つの私」を持っています。

「人間にはみな自分の内部の三つの私を持っている」

基本になる考え方です。


それぞれの私は感情、思考、行動様式に一連した

特徴があり、これを自我状態と呼びます。

さて、覚えていますか?

三つの私とはなんでしたでしょうか。



性格や行動の特徴的な3つのパターン「自我状態」

◇P:親の心-幼児期に養護者から与えられた考え方、感じ方、

       行動や発言などをそのまま取り入れた自我
   

◇A:大人の-成長の過程で様々なことを学んで身につけた自我

       事実を事実として捉え、冷静に判断して行動する部分


◇C:子どもの心-生まれながらにして持っている無邪気な部分と

         親に従ういい子ちゃんの部分


3つの強弱のバランスが、個人の性格や行動に深く関係している。

P=Parent(ペアレント)、A=Adult(アダルト)、C=Child(チャイルド)

これらの3つの自我がまとまってひとりの人間を形成していると考えます。

そして状況によってP(親の心)が強くなったり、A(大人の心)が強くなったり、

C(子供の心)が強くなったりするのです。



次の場面を想像してください。

「人と待ち合わせをして、相手が時刻通りに来ない場合、

 あなたはすぐにイライラするほうですか?

 それとも気長に待てる方ですか?
 
 そのときにどんなことを思いますか?」

このような問い掛けに対しては、答えをひとつに絞ることはできないと感じる人も多いでしょう。

仕事とプライベートでは全く違う、例えば恋人との待ち合わせ、友人との待ち合わせなど、

場面によっても全く違ってくるという人もいるでしょう。


そう、人の性格=心というのはひとつではなく、気短な自分もいれば、

気長な自分もいる。冷静な自分もいれば、落ち着きのない自分もいるのです。


では、先程と同じように質問です。遅刻してくる相手。どう思いますか。

「また遅刻しやがって。来たら叱り飛ばしてやる」


「どうしたんだろう?途中で事故にでもまきこまれていなければいいけれど」


「さっきの電車事故の影響かな。携帯電話に電話をかけてみよう」


「まずいな。彼がいないと先方にうまく説明できないし、困ったなぁ」


厳しい態度を取る場合もあれば、寛容な態度で接する場合もあるでしょう。

単純に困り果てるかもしれません。

今の遅刻のケースで考えてみます。

一つの例です。それぞれどの自我状態にいるでしょうか?質問です。

叱るのも相手を気遣うのもP(親の心)であり、

携帯に電話をかけるという今できる最良の選択をするのがA(大人の心)です。

困り果てるというのはC(子どもの心)となります。


大切なのは今、自分がどういう自我にあるかを意識することです。

ストレスがかかる状況になると、どうしても冷静な態度でいられなくなります。

他人に対して批判的になったり、あるいは過度に萎縮してしまったり、

その結果、心身のトラブルとして現れてくることがあります。


Pなのか、Aなのか、Cなのか。

今度は「3つの私」から詳しく「五つの私」を見ていきましょう。





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by nocotoco | 2018-04-27 06:33 | セルフ・カウンセリング | Comments(0)

ストレスと上手につきあう

自分の性格を知るとストレスとに上手く対処できます。

事例

同じ会社で働く「佐藤」さんと「鈴木」さん。

二人は入社年度も、積んできたキャリア、スキルもほぼ同じ。

今、二人は同じ量と質の仕事を任されています。

ある時、この二人が関係する仕事でトラブルが発生しました。

佐藤さんは「この失敗の経験を生かして次につなげよう」と考え、

鈴木さんは落ち込んだ気分から抜け出せず

「もうだめだ。いっその事会社を辞めたいと」と考えてしまいます。


生きていれば、辛いこと、悲しいこと、

苦しいことは誰の身の上にも起こるものです。

しかし、同じストレスがかかったとしても、

人によって、かなりの違いが出るのはなぜでしょう。

比較的穏やかにそのストレスに対処できる人もいれば、

病気のレベルまで心身がダウンしてします人もいます。

図を見てください。ストレスが身体や心の疾患となって現れてくるまでには、

様々な要因が関係していることがわかります。


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これがストレスモデルです。

働く人の場合、他の人も同じストレスが身体や

心の疾患に現れるまでには様々な要因が関係しています。

それはなぜなのでしょうか。

ストレスモデルの中の「個人要因」「性格傾向」や「ものの見方」が関係しているからです。

交流分析を使って、自分自身の性格に気づいてもらい

上手にストレスマネジメントができるようになります。
   
では、その性格をどのように把握すればいいか。


先ほどの例では、佐藤さんはストレスに対して上手に対処できる性格の持ち主。

鈴木さんはこのようなトラブルが何度も起きると心身に不調や現れやすくなる性格。

ストレスが原因で病気にならないようにするには、

佐藤さんのような性格や考え方を持っていたほうがよく、

そのほうが遥かに健康に暮らせます。

そんなこと言えわれても、生まれつきの性格は変えることができない、

と皆さんは考えるかも知れません。

しかし、どんな性格であれ自分の性格がどのような傾向にあるかを知ることで、

ストレスがかかった時に上手く対処できるようにする方法があります。

次回はそのお話から。




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by nocotoco | 2018-04-23 05:10 | セルフ・カウンセリング | Comments(0)

「幸せ」への3つのステップ 2

今回は、前回の「幸せ」への3つのステップの続きですね。

では早速。


ステップ2:自発性

 自分自身に気づくと、今まで自動的、条件反射的にとっていた

行動以外のやり方が選択肢として見えてきます。
 
変化をつけることができるのは自分自身の次の動きです。

自分自身が持つ広い選択肢の中から自分の行動、思考、感情を自由に選択し、

問題解決へ進む能力を自発性と言います。

変化をつけることができるのは自分自身の次の動きです。



ステップ3:親密さ

互いに包み隠さず、本音で話し合える関係です。

その結果、寄り添うこともあれば、それぞれの道に進む、

別離という新しい関係になることもあります。

他者との親密な関係を求めるものです。

親子間、男女間、仕事仲間、友人関係など、

相手と自分とを共に大切に思い、支え合って生きていくというもの。

人の役に立つ自分であることが大切。

家庭内で、職場で、友人関係で、言いたいことが言えない、

互いに嫌な気持ちになることが多い、

やる気にならないというような問題を抱えている人に

交流分析の理論が役に立ちます。

分かりやすくするために事例を見てもらいますね。


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事例

付き合いだして半年になるカップルがいます。

でも、最近、彼女は少し憂鬱そう。

彼ともしばらく会っていません。


①気づき:彼と会っていないけれど、ひょっとして、

     私達うまくいってないの?

②自発性:彼とうまくいくにはどうすればいいの?

③親密さ:求める新しい関係


①彼女はまず、しばらく会っていないという現状に気づきました。

 しばらく会っていないという現状に気づく。

 なんとかしなくては・・・と思いながらも電話をしていない自分に気づく。
 
 そこにはいろいろな理由や言い訳(~自分の考え)があるかも知れないが、

 現実には電話をしていないという自分の行動に気づく。

 ここで彼女は淋しいと感じているのか?

 それとも電話をしてこない彼に怒っているのか?

 二人の関係が不安なのかという感情に気づく。

 でも、気づくだけでは何も進展しない。


②「仕事中に電話をするのは迷惑?」なんて考えすぎないで、

 自分の気持ちを素直に電話、メールで伝える新しい行動をするという自発性

「会えなくて淋しい!すぐに会いたい!」という

 素直な気持ちで電話をした方がうまくいくのではないでしょうか。


③求める新しい関係です。新しい行動を起こすことで、

 彼とのデートが実現しました=親密さ

 デートに誘っても相手から「NO」と断られることもあります。

 実はこの悲しい現実も親密さなのです。

 自分も心の底から本来の気持ちを伝え

 同時に相手からも心からのメッセージを伝える関係が親密な関係なのです。





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by nocotoco | 2018-04-20 04:49 | セルフ・カウンセリング | Comments(0)

交流分析 ステップ1「気づき」

交流分析の目的は、自律性を高め自分らしく生きること

交流分析は自律性を高めるようにデザインされています。

交流分析では、目的地、あるいはゴールに向かって

自分をコントロールしていると考えます。

この目的地あるいはゴールは、

人それぞれの幸せ、夢とも言えます。

幸せはどんなことでも、いくつ持っても構いまわいません。


人それぞれ異なった幸せや夢を数多く持っています。

幸せには例えば、「次のお休みに○○さんと一緒に旅行に出かける」

「望む学校に入学するや会社に就職する」、

「学校でいい点数を取る」、「美味しい物を食べる」、「一人の時間をつくる」

「お金を稼ぐ」、「健康でいる」等様々です。


幸せはどんなことでも、いくつ持っても構いません。

交流分析のゴールは、より幸せに向かって自分をコントロールすることです。

つまり自律することです。

健康面でも、精神面でも、経済的にも社会的にも、家庭的にも、

より幸せ、より良いものを自分で選び自分らしく生きることを交流分析は目指しています。


そして「幸せ」への3つのステップがあります。

自分のゴールを認識し、目の前の状況を見て「あれ?ちょっと違う」、

あるいは「よしよし、予定通りに進んでいる」と気づくことが大切です。

ステップ1:気づき
 
 ①行動:自分自身がどのような動きをしているか

 ②思考:自分がどのように考えているか

 ③感情:自分がどう感じているか


ステップ1は「気づき」です。

最初はこの「気づき」が困難かもしれません。

私達は前に進むことをとても重要視していたり、

周囲の状況に気づかないままに進んでしまうことが多い。

一番厄介なのは、自分自身が今の状況を心地よいと感じているのか、

不快と感じているのかさえ分からずに毎日過ごしている、それに気づいていないことです。


具体的な例を挙げますね。

事例1

「半年で6キロ痩せるぞ!」という目標を立てたのに、

 減量がうまくいっていないと気づきました。

①自分の行動は? カロリーの高い食べ物を無意識に頼んでいるかもしれない

②その時の思考は? 明日からにしよう!とつい考えてしまう

③その時の感情は? 罪悪感?それとも喜び?

減量したい時に気づく「行動」「思考」「感情」です。

次回はステップ2からお話をしますね。



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by nocotoco | 2018-04-16 03:33 | セルフ・カウンセリング | Comments(0)

セルフコントロール・交流分析 1

一番初めにお伝えするものは〝セルフコントロール”の交流分析です。

まず初めは、交流分析の基本的な考え方です。

基本的な考え方

人は誰でもOKである。
  
  ⇒存在に優劣はない


誰もが考える能力を持つ。

  ⇒人生に何を求めるか、望むかを決めるのは自分


自分が自分の運命を決め、その結果を変更できる。
 
  ⇒人生は選択である Being is choosing


もう少し詳しく話をしますね。

①老若男女を問わず人は存在する権利、

 幸せになる権利を平等に持っています。


②自分の思いを伝えることが上手な人、

 下手な人がいますが、考える能力は存在します。

 考える能力を十分に刺激し、コミュニケーションを取る方向に進めます。

 例えば付合っている彼女が「明日着ていく服が決まらないわ?」と言ったとします。

 彼「自分の気持ちはどうなの?」

 彼女「スーツのほうがいいかな」

 彼「素敵だよ」⇒彼女の考えを上手く引き出した方法です。

 彼の言葉の前に「考えるまでちょっと時間くれる?」と言うと
 
 より説得力が出たりします。

 時間をかけたり、違う手段を使うことで、その人の考える能力を十分に刺激し、

 コミュニケーションを取る方向に進めるのが、

 交流分析的コミュニケーションの方法です。


③例えば進学するとき、就職する時は、誰かに推薦されたとしても、

 最終的に選択したのは自分です。

 レストランでメニューを見て料理を決めるのと同じようにどんな人生を歩むのか

 自分で決めることができます。


これが基本的な考え方です。

この内容をいつでも心に持っておいてくださいね。

交流分析ではいつでも、この立場をもとに考えていきます。

次回は、交流分析の3つのステップに関してお話しますね。




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by nocotoco | 2018-04-15 04:42 | セルフ・カウンセリング | Comments(0)

自己紹介

これから「自分を知って穏やかになるためのセルフコントロール」について

紙上セミナーをやっていきます。

前回のところで少しは思い出していただけましたでしょうか。

そう、「私のなかの5人の私」です。


これから行う紙上セミナーでは、

これまでやってきたチャイルドコーチングの中で

説明してきた内容も含まれています。

気にせず前に進みますね。


まずは、かなり遅くなりましたが自己紹介です。

(前にもやっていたかな・・・・)

私に有している資格と経歴です。

・高等学校教諭一種免許(技術):専門学校夜間高等過程

・専修学校教員認定:専任5年(昼間専門課程、夜間高等過程)非常勤5年

・放課後児童支援員:品川区にて代替職員として半年

・特別支援教育支援員:放課後等デイサービスでの個別学習、及び家庭教師

・チャイルドコーチ:放課後等デイサービスでの個別学習、及び家庭教師

・心理カウンセラー

・家族療法カウンセラー

・チャイルドカウンセラー

上の3つは日常と言えばいいですかね。

形式ばったものではなく、コミュニケーション取るときなどに。

・発達障がい学習支援サポーター:放課後等デイサービスでの個別学習、

                及び家庭教師

・不登校訪問専門員:専門学校講師時代

・一級建築士:今の職業です。設計事務所をやっています。

       建築に携わってから35年たってしまいました。

 建築をつくるのもお施主さんに対するカウンセリングの一つだと思っています。

なんだか資格マニアみたいですが、私の中では一本につながっているものです。

それから生まれは1964年です。今年で54歳。

もう半世紀超えていますね。自分でもビックリです。

そして東京都北区在住です。

とても穏やかないい街です。


ではでは、早速〝セルフコントロール”に入っていきますね。

次回から本格的に始めますね。





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by nocotoco | 2018-04-14 03:09 | セルフ・カウンセリング | Comments(0)

親子コミュニケーション:質問の3つのポイント

質問の3つのポイントを考えてみましょう。


1.人や物事に興味と関心を持って接する。

日頃から様々なことに興味を持ち、

関心を持って人や物事であなた自身の人間の幅が広がり、

その結果質問のバリエーションも豊富になります。

どんな小さなことでもいいのです。

人や物事に関心を持ちましょう。

あなたの「興味と関心」の幅は、

自分の意識次第で狭くも広くもなることを自覚します。

「興味と感心」の幅が広がれば、

自然といくつもの「質問」が出てきます。

いくつもの「質問」を持つことができます。



2.目的あるコミュニケーションを。

焦点の絞られた的確な質問をするには、

子どもにどうなって欲しいか、

明確な目的を持つことが必要です。

子どもの将来のこと、もっと近くに

1年後のこと、3か月後のこと、

いや、1週間後のことでもいいのです。

そうすることで、子どもにとって

今どのような質問をすることが

有効なのか自ずと見えてきます。

仕事のこと?進学のこと?

今の友人関係のこと?今の興味のこと?

質問がだんだん出てきます。

その結果、子どもとのコミュニケーションの幅が広がります。



3.第三者の質問を参考に。

自分にない視点や考え方を持つ第三者の質問は、

あなたの質問のバリエーションを

広げるにあたって参考となります。

ドラマなどで親が子どもに質問をする場面、

親子の間でどういう会話をしているか、

気にしながら見てください。

(あまりそちらに気がいきすぎると、

 ドラマの内容が分からなくなっちゃいますね・・・)

それから、テレビやラジオのプロのインタビュアーから発せられる質問など、

プロの質問の仕方を気にしながら聞いてみてください。

彼らは言葉のプロです。質問の仕方も、

核心をついて的確な質問をしています。

質問の内容、質問の仕方、質問を入れるタイミング、

など参考にすべきところはたくさあります。

日頃から第三者の質問を意識的に、

取り入れてみる習慣を身に付けるようにしましょうね。


ここでちょうど、チャイルドコーチングの4分野

「傾聴・共感・言葉を添える」「質問する」「承認する」「行動を促す」の

「質問する」までが終了になります。


次回からは、チャイルドコーチングを少し離れて、

セルフカウンセリングに触れていきたいと思います。





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by nocotoco | 2018-04-09 07:09 | 親子コミュニケーション | Comments(0)

親子コミュニケーション:将来を考える質問2

少し遊びに近いですが、「フューチャーペーシング」というものがあります。

子どもの将来を親子で想像して、会話を進めてみる。

親:「お~○○くん、久しぶり。今仕事は何をしているの?」

子:「今?え?車。車関係の仕事、なんだよね・・・」

親:「へぇ、車関係。具体的にどんなことしているの?

子:「え?車の整備士なんだ。昔からちょっと興味があって・・・」

ゲーム感覚でイメージをふくらませながら会話してみましょう。

「将来何をしていいかわからない」というお子さんに。

ソリューション・フォーカスト・アプローチとい

う技法に近いものがあります。



黒川幸子さんという方の

『未来・解決志向のブリーフセラピー タイムマシン心理療法』という本が

とても平易に書かれていて分かりやすいです。

是非、一読してみてください。

物語として読んでみるのも、とても楽しいですよ。

ブリーフセラピー=短い時間で問題を解決していく心理療法

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もう一つ、気持ちを明るくする質問例を示しますね。

親: ●●君は将来何をしてみたい?

子:お医者さんになりたい

親:お医者さんになるにはたくさん勉強しなければならないよね

子:そうだと思うよ。だから大学に入ったら頑張って医学の勉強するよ。

親:そう? でも、どんな勉強も小学校の勉強が基になるんだって。

  将来お医者さんになるために、小学校の勉強も今がんばれるかな?

子:えー。今の成績も関係あるの?

親:例えば国語ができたら、大学の本も良く読めるんじゃない?

子:そうか。じゃあ、今の勉強もやらないといけないのかー。

将来何をしたい?というポジティブな質問から始まった会話で、

子供は明るい気持ちのまま会話を続けられています。

最後には「現状の調整の必要性」を自分で実感できました。


「こんな成績で将来は一体どうするの?」という

ネガティブな質問で会話が始まった場合、

子供は途端に不安になり、嫌な気持ちになるでしょう。

その結果、勉強しようという意欲はなくなってしまいます。



ここで考えてみてもらいたいことがあります。

その質問の目的は何ですか?」ということです。

チャイルド・コーチングの質問をする際には

「その質問の意図」を考えてみるようにしましょう。

その質問は子供の思考を助ける「助け手」ですか?

子供の存在や気持ちを認めてあげる「合いの手」ですか?

それとも、答えに困ってしまうような皮肉な質問でしょうか?

質問されたほうが暗い、

嫌な気持ちになる質問でしょうか?

コーチングの質問は

暗い夜道を歩きやすいように照らす懐中電灯」のようなものです。

質問をする時、あなたが暗い夜道で懐中電灯で

子供の足元を照らしている場面をイメージしてみてください。

あなたの求めている情報ばかり聞き出すような質問をしている時、

懐中電灯は子供の足元ではなく、

あなたの見たいものを照らしているでしょう。

子供を糾弾するような質問をするなら、

それは、懐中電灯を子供の目の前に押し付けて

何も見えなくしている行為と同じです。

親が「こちらがより良い思考だよ」と

導く質問をしてあげるなら、

それはしっかりと子供の足元を

安全に照らしてあげていることになります。

将来を考える質問はとても重要なものですから、

しっかりとお子さんの足元を照らしてあげてください。

子供の将来に対して、いろいろな質問の仕方を説明しましたが、

光の指している方向をしっかりと

心にとめ質問をしていきましょう。

親の気持ちのあり方にもかかわってきますので、

まずは自らの心の調整をしてみてくださいね。

次回は、セルフカウンセリングの復習を少しだけ行います。

思い出してみてください。





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by nocotoco | 2018-04-06 04:07 | 親子コミュニケーション | Comments(0)

親子コミュニケーション:将来を考える質問その1

今回は、「もし・・・・だとしたら」の質問です。


親:「将来、あなたは何をしてみたいと思う?

子:「わからないよ」

親:「もし、なんでもできるとしたら」

子:「そうだなぁ、なんでもできるなら○○かな」

「もし何でもできるとしたら?」という質問です。

このように制限を外してあげると、

子供は答えやすくなります。

選択肢を示しながら質問するのも

いい質問方法です。

「もし・・・だったら」という

仮定の質問もいいですね。

条件をつけてあげて答えやすくしてみてください。


バックキャスティングと

フォアキャスティングという考え方があります。

「バック」と「フォア」が考えるときの立ち位置の違いです。


バックキャスティングとは、

未来を予測する際、

目標となるような状態を想定し、

そこを起点に現在を振り返って

今何をすべきかを考える方法で、

いわば未来からの発想法です。

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例えば、自分のなりたい将来の自分が、

今の自分に向かって

「なりたい自分になるために

   これとこれと・・・が必要だよ」と

そうなっている自分が語りかけているような感じです。

なりたい自分になっているわけですから、

すべきことは分かっています。

おういう考え方をします。

これまでのやり方や考え方では

答えが見つからない問題を議論したり、

解決策を見つけるために

用いられることが多い方法です。



バックキャスティングと対をなすのが

フォアキャスティングで、

現状分析や過去の統計、実績、経験などから

未来を予測する方法であす。

現在を起点として考えるので、

台風の進路のように目指す方向がその都度変わり、

遠い目標が定まりにくい点もあります。

フォアキャスティングは今の自分の状態を理解し、

そのうえで将来の自分のを考えてみる。

うまくいかない例では、

「今は自分は○○程度の実力だなぁ。

後これとこれとこれをやらなくちゃ、

これじゃ、自分には無理だぁ。」というネガティブに

考えが進んでいくことがあります。



お子さんと将来について話しをするときは、

この「もしもの質問」をしつつ、

バックキャスティング、

フォアキャスティングを頭に入れてみてください。

子どもの将来への気持ちが

ぼんやりとでも分かるかもしれません。

それが見えてきたら、じゃあどうすればいいんだ?

そうなるにはどうすればいいんだ?

どんどんすることが見えてきます。

チャンクダウンですね。

子どものこれからについて、

コミュニケーションを楽しむように話をしてみてくださいね。






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by nocotoco | 2018-04-05 09:26 | 親子コミュニケーション | Comments(0)

親子コミュニケーション:視点を変える質問

今回は、視点を変える質問です。

子供はよく将来の質問に対して

「わからない」という言葉を使います。

しかし、小さなころは深く考えない分、

質問の内容によりますが、

ちゃんと応えることが多いですよね。

例えば、「将来、パン屋さんになりたい」

「電車の運転手さんになりたい」

これは、子どもの完全に閉じたねた

「今」の世界の中での答えですよね。



少しづつ、自我がついてきて、

世の中が分かるようになり、

自分のこともわかることのなり、

言っていいことと、

ぼかしておくことの方ががいいこと等、

いろいろ判断がついて、子どもの世界が、

少し親の世界に入り込んでくる、

小学生高学年あたりからですかね。

自分のことを分かっているような

わかっていないような(これは大人もそうですが)、

そのようなときは、やりたいことと、リアリティが重なるかどうか、

子どもはそんなに深く考えていないかもしれませんが、

そうした年頃は「よく分からないと」というぼかした本音を言いますよね。
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でも、子どものやりたいこと、

将来についてのこと、一緒に話してみたいですよね。

そういう時は次のような質問をしてみてください。

親:「将来やってみたい仕事は?」

子:「わからないよ」

親:「じゃぁ、絶対にやりたくない仕事は?

子:「○○の仕事」

親:「そう、○○の仕事以外なら何でもいいの?」

子:「いや~何でもってわけじゃないけど・・・
   あっ、でも、どっちかというと物を作る仕事がいいかな」

こういう会話はあまりないですよね。

「○○以外」という部分です。

「絶対やりたくないものは?」

子どもにとって答えやすいですよね。

まず照れがないで答えられる。

このようには視点を変えて見てください。

この例ですと、「やりたい仕事」から

「やりたくない仕事」へ視点を変えています。

この質問の方が子供から答えが出やすいと思います。

これに続けて、会話を膨らませていきましょう。

チャンクの大きな質問は答えづらいから、

反対の質問をしてみましょう。




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by nocotoco | 2018-04-02 07:07 | 親子コミュニケーション | Comments(0)


不登校、ひきこもり、「つらい」思いをしている方のカウンセリングをします。


by Sere.C.R

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