セルフコントロール「5人の私」その2




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では、「5つの私」の特徴を考えてみましょう。

CP(厳しい私)

・長所:良心や正義感、道徳心が強い、

    責任感もあり、理想主義的、 

    リーダーの素養を備えている。


・短所:頑固親父、嬢王様タイプ、融通がきかない、

    ワンマンタイプ

CP 厳しい私は厳格な父親な性格を表します。

周囲の人に「~しなさい」「~してはいけない」といった命令的、

批判的な態度で接する人です。

CPが高いと、思いやりが少ないと受け取られがちです。

ただし、CPが低いことでルーズになってしまったり、

必要な場面で筋を通したりできないことが出てきます。



では、仕事のケースで考えてみましょう。

CPが高い人が上司の場合

「私はもっと客観的なデータを入れろといったじゃないか。

 どうしてこの企画書にはそれがないんだ。

 君は私の話をきちんと聞いていいなかったのかね」


CPが高い人が部下の場合

「客観的データよりも顧客の声が大事と言ったじゃないか。

 こっちは他の仕事もある中できちんとスケジュールを守って

 やっているんだ。今さら決めたことを覆すなんて、

 あの上司はわかっていない」


上司の場合でも、部下の場合でも、自分の主張が高すぎて、

周囲の軋轢を生んでしまいます。

仕事に対して厳格なのはいいことですが、

CPの高い人のストレスは厳しさや融通のきかなさが

原因となることが多いのです。

では、どうすればいいか。

この場合は、CPを下げるよりも、

NP(優しい私)を上げる努力をした方が人間的に丸みが出てきます。

個性をなくすと考えるのではなく、

より良い人間関係を作るためのスキルを身に付けると考えるといいですね。

本来は厳しい性格であっても、NP(優しい私)を上げる事によって、

部下からは慕われ、上司からは信頼を得やすくなります。


ここで「エネルギーの恒常仮設」というものを説明します。

私達一人ひとりが持つエネルギーの総和は常に一定であるという考えです。

許容量は変化しないということです。

自分のエゴグラムを変化させたい場合は、

エネルギーの総和が一定なので、

その時点で自分の一番高いエネルギーを、

もっと低くあって欲しいと思う場合は、

高くあって欲しいエネルギーを引き上げることで、

エネルギーは自動的に移行していきます。


それぞれの状況で、自分が今、5人の自分の中でどこにいるかを、

じっくりと考えてみてください。

その場にあっている自我状態かどうかを見極めてみてくださいね。


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# by nocotoco | 2018-05-04 08:01 | セルフ・カウンセリング・セミナー | Comments(0)

セルフコントロール「5人の私」

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前回の「3人の私」はもう少し細かく見ていくと、

「5人の私」としてみることができます。

P(親の心)とC(子どもの心)はそれぞれ2つに分けて考えることができ、


5つの要素が性格的傾向や行動パターンの判断に利用されています。

みなさんの行動はどれにあたりますか?

もう少し細かく見ていきますね。


5つの私

・CP(厳しい私):厳しい親の態度を真似たところ

・NP(優しい私):養育的・寛大な親の態度を真似たところ

・A(冷静な私) :考えて判断し、冷静に振舞うところ

・FC(自由な私) :無邪気な子供のようなところ

・AC(順応した私):人目を気にして行動するところ


この5つは誰もが持つ要素です。

CP(厳しい私)からAC(順応した私)までの強弱によって

人の性格や行動が決まると考えるのが、

交流分析のエゴグラム(インターネットで検索してみてください)です。

「自分の性格は自分自身が一番よく知っている」

ということを答える人がよくいますが、

それはその人が自覚している性格であって、

他人からはどのように見られているか、

ということが分かっていません。


それを知る、つまり自分自身の本当の姿を知るということが

交流分析の大きな目的です。

皆さんはどのような結果になりましたか。

どの「私」が高かった出しょうか。


わかりにくい場合は、具体的な人物、

例えばドラマの役柄などを参考にするとわかりやすいと思います。

例えば「サザエさん」で説明すると、

サザエさんは大人ですが、おっちょこちょいの慌て者です。

一方、明るく前向きな女性ですね。


このような人は、FC(自由な私)の高い人です。

では、サザエさんはFCが高いだけの一面的な人でしょうか。

その他の登場人物との関係を考えると

そう単純なものではないことがわかりますよね。

父親の波平に対してはどうでしょう?

(質問する)ACつまり、順応した私で対応。

いたずらをする弟のカツオに対しては?

CP、つまり厳しい私で対応。

息子のタラちゃんに対してはNPつまり優しい私。

夫のマスオさんにはFCつまり自由な私です。

こう考えると、一人の人間の中にさまざまな要素が有ることがわかります。


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# by nocotoco | 2018-05-01 05:34 | セルフ・カウンセリング・セミナー | Comments(0)

3人の私、今はどの自分?


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どんな性格であれ自分の性格がどのような傾向にあるかを知ることで、

ストレスがかかった時に上手く対処できるようにする方法があります。


それは、性格や行動の特徴的な3つのパターン「自我状態」を理解することです。

私たちは自分の中に「3つの私」を持っています。

「人間にはみな自分の内部の三つの私を持っている」

基本になる考え方です。


それぞれの私は感情、思考、行動様式に一連した

特徴があり、これを自我状態と呼びます。

さて、覚えていますか?

三つの私とはなんでしたでしょうか。



性格や行動の特徴的な3つのパターン「自我状態」

◇P:親の心-幼児期に養護者から与えられた考え方、感じ方、

       行動や発言などをそのまま取り入れた自我
   

◇A:大人の-成長の過程で様々なことを学んで身につけた自我

       事実を事実として捉え、冷静に判断して行動する部分


◇C:子どもの心-生まれながらにして持っている無邪気な部分と

         親に従ういい子ちゃんの部分


3つの強弱のバランスが、個人の性格や行動に深く関係している。

P=Parent(ペアレント)、A=Adult(アダルト)、C=Child(チャイルド)

これらの3つの自我がまとまってひとりの人間を形成していると考えます。

そして状況によってP(親の心)が強くなったり、A(大人の心)が強くなったり、

C(子供の心)が強くなったりするのです。



次の場面を想像してください。

「人と待ち合わせをして、相手が時刻通りに来ない場合、

 あなたはすぐにイライラするほうですか?

 それとも気長に待てる方ですか?
 
 そのときにどんなことを思いますか?」

このような問い掛けに対しては、答えをひとつに絞ることはできないと感じる人も多いでしょう。

仕事とプライベートでは全く違う、例えば恋人との待ち合わせ、友人との待ち合わせなど、

場面によっても全く違ってくるという人もいるでしょう。


そう、人の性格=心というのはひとつではなく、気短な自分もいれば、

気長な自分もいる。冷静な自分もいれば、落ち着きのない自分もいるのです。


では、先程と同じように質問です。遅刻してくる相手。どう思いますか。

「また遅刻しやがって。来たら叱り飛ばしてやる」


「どうしたんだろう?途中で事故にでもまきこまれていなければいいけれど」


「さっきの電車事故の影響かな。携帯電話に電話をかけてみよう」


「まずいな。彼がいないと先方にうまく説明できないし、困ったなぁ」


厳しい態度を取る場合もあれば、寛容な態度で接する場合もあるでしょう。

単純に困り果てるかもしれません。

今の遅刻のケースで考えてみます。

一つの例です。それぞれどの自我状態にいるでしょうか?質問です。

叱るのも相手を気遣うのもP(親の心)であり、

携帯に電話をかけるという今できる最良の選択をするのがA(大人の心)です。

困り果てるというのはC(子どもの心)となります。


大切なのは今、自分がどういう自我にあるかを意識することです。

ストレスがかかる状況になると、どうしても冷静な態度でいられなくなります。

他人に対して批判的になったり、あるいは過度に萎縮してしまったり、

その結果、心身のトラブルとして現れてくることがあります。


Pなのか、Aなのか、Cなのか。

今度は「3つの私」から詳しく「五つの私」を見ていきましょう。


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# by nocotoco | 2018-04-27 06:33 | セルフ・カウンセリング・セミナー | Comments(0)


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