チャイルドコーチング・セミナー:共感しながら聴く-2

◇子どもの気持ちに簡単に「共感」できない場合

例えば子どもがおもちゃ売り場でおもちゃを欲しがる場合です。
よくある話ですよね。こういう時にどうすれいいのか、
考えてしまいます。

「おもちゃを買わずに帰りましょう」というあなたの言葉に対して、
子どもは「いやだ。ほしい。
買ってくれるまで帰らない」という場合、
子どもの気持ちには共感できません。

こんな時は、「どうして言うことを聞けないの?」と言ってしまう前に、
一度、子どもの会話の中の「気持ち」部分を、
機械的に繰り返してみて下さい。

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「おもちゃを買わずに帰りましょう」いうあなたの言葉に対して、
子どもは「いやだ。ほしい。買ってくれるまで帰らない」
というのはよくあることですね。
こういう場合は感情的にならず、
まさに「機械的」に子供の言葉を繰り返してみてください。


子ども「おもちゃが欲しい。買ってくれるまで帰らない」

 親 「おもちゃが欲しいんだぁ」

子ども「うん。お友達が皆これを持っているんだ。
   
   持ってないと一緒に遊んでもらえないんだ」


この会話では親が「おもちゃが欲しいんだね」
と子どもの気持ちに共感したことで、
子どもは「うん、(そうなんだ。)」と、
まず、自分の気持ちを肯定できました。

そして同時に、会話自体も「いやだ(No)」から、
「うん(Yes)」と肯定会話に切り替わりました。
このことで、お互いの気持ちが肯定(ポジティブ)な方向に向いています。

また、自分の「気持ち」が肯定されたことで、
子どもはコミュニケーションの機会が開かれていることを感じます。
それで、「皆が持っていて、自分持っていないと困るから」という、
本当の気持ちを明らかにしました。

続く会話でも子どもの言葉を一部繰り返してみましょう。
さてさて、どこでうまく「欲しいよ」という内容を変えてみるか、
そこが問題ですよね。

次回はこの続きを書いていきますね。



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# by nocotoco | 2018-01-02 06:07 | チャイルド・コーチング・セミナー | Comments(0)

チャイルドコーチング・セミナー:ペーシングとその効果

今回は、前回紹介した「ペーシング」について、
もう少し詳しくお話しますね。

具体的ペーシングとその効果

・言葉使い   

・話す速さ   

・口調    

・トーン

・言い回し   

・抑揚      

・丁寧さ、等です。


その結果として、子どもの心の中に、
次のような感情が湧いてきます。

・安心感が湧く  

・本音で話ができる  

・弱いところを見せられる

・心を開くことができる  

・気が張らない  

・素直に話が聞ける

・会話が弾む  

・気持ちが通じていることが実感できる

・自分の発言に自信が持てる  

・自分が認められていることが実感できる

ペーシングの例としてはここに書かれているようなものです。
単純なものですが、その効果は大きいと言うことができます。

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心理学でも使われているものです。
コミュニケーションの基本としても、
よく使われているものです。

話しながら子どもの様子をしっかりと見つめ、
子どもに不思議に感じられないように、行ってみてくださいね。

ペーシングの種類はいくつもありますけれど、
いっぺんに行うようとせず、
少しずつ、その場の雰囲気にあわせ、
子どもの反応を感じ取ってください。





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# by nocotoco | 2018-01-01 07:10 | チャイルド・コーチング・セミナー | Comments(0)

チャイルドコーチング・セミナー:共感しながら聴く-1

共感しながら聞く

共感するとは「他人と同じ感情を持つこと」

「他人の意見や感情をその通りだと感じること」

もちろん、他人の話や子どもの話を聞いて、
いつも完全に「同意」できるわけではないですよね。
むしろ、子育てにおいては、
子どもの意見に同意できない場面の方が多いかもしれません。

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相手の話の内容に自分を完全に同化させたり、
話し手の気持ちになったりする「共感」とは違うもので、
話している人そのものを肯定することを表しています。


具体的に共感するとは?

・聞くことで「共感」を示す
 
 ・表情や態度で「共感」を示す

 ・間をつかむことで「共感」を示すペーシング 

 ・親からの最初の言葉は「共感したよ」というメッセージ

 ・あいづち、うなづきを入れて「共感」を示す 

 ・相手の言葉を繰り返すバックトラッキング

 ・一緒に考えていこうという姿勢を表し「共感」を示す

 ・ミラーリングで「共感」を示す


□ペーシング
ペーシングとは歩調合わせという意味で、
相手の話し方や状態、呼吸などのペースを合わせることです。

何気ない仕草などで、相手と同じ状態を作り出し、
安心感を感じてもらうコミュニケーションを活発化させるスキルです。

うなづきやあいづちなどは
私達がよくおこなっているペーシングです。

ペーシングについては次回に細かく話しますね。
今回はここまでにしておきます。


□バックトラッキング
バックトラッキングとは、日本語で「オウム返し」と呼ばれる、
相手の言ったことを返すことです。

相手の感情 、話の内容の事実(判断を加えない)
話の要約 (話が長い場合)など、子どもの言葉を変化させて
子どもに返してあげることです。


□ミラーリング
ミラーリングとは、相手の感じている感情を、
見た目の動作や姿勢、表情を真似ることで、
聞き手が話し手を理解する手段にもなるものです。

ここで注意してくださいね。
注意しなければならないのは、
猿真似と思われるくらい、
ぴったりと合わせるわけではないということなのです。

手が手を上げたからすぐに手をあげるというのはなく、
少し時間をずらしてから手を似たような方向に上げるという程度で、
充分ミラーリングの効果が得られます。                    もちろんミラーリングを行うことで、
相手とのラポール(信頼関係)を築くことができます

聞き手、つまり、親の「共感したよ」というメッセージとは、
「話してくれてありがとう」「大変だったんだね」など、
相手をねぎらう言葉です。

子どもに対して「ねぎらう」というと、
ちょっとオーバーな感じがしますよね。
「ねぎらい」はカウンセリングなどで、
相談しに来た人(クライエント)に対して持つ感情ということで、
そういう意場面で、よく使われます。

子どもの場合は、「よく言ってくれたね」ということですかね。
子どもは親に対して、なかなか言えないことはあるもの。
それに対しての親の気持ちとして考えてみてください。



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# by nocotoco | 2017-12-31 07:03 | チャイルド・コーチング・セミナー | Comments(0)


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