不登校への対応-2 心のバランス

以前書いたように、

世間でいう素直な子は、

親の言いつけを守り、

周囲の期待を答えようとする

子どものことで、

人に逆らったり、そっぽを向いたり、

自己主張をすることもしません。



自分なりの考えや感情を持っていても、

それを表に出そうとはしません。

親を困らせるから、

先生の期待を裏切ることに

なるからという理由で。

自分をかなり抑えています。

これを心理学で「過剰適応」と言います。



人は周囲に適応することは必要ですが、

70%くらいは周囲に合わせ、

30%くらいは自分の世界があって、

ちょうどバランスがとれると、

吉田勝明氏(精神科専門医)は言っています。



我が子の場合は友人との会話内容や、

家での言動をを見る限り、

バランスはとれているようです。

「あの○○(先生の名前)

は全然わかってないよ」

「あんな事急に言われでも

○○だよ、ホントに」


まぁ、思春期真っただ中ですから、

使う言葉も結構きつい。

でもそれでいいんでしょうね。



お父さん、お母さんの子どもの頃を

思い出してみてください。

どうでしたか?

従順ないい子でしたか?

それとも直接本人に言わなくても、

人に対するいろいろな感情は、

持っていたのではないでしょうか。



日常的に、ちょっとでも構いませんので、

親子コミュニケーションを

とるようにしてみてください。

「○○はどうなの?」

「学校で今何が話題になっているの?」

何でもいいです。



子どもがしっかりとバランスを

とれているかどうかを、

感じ取ってみてください。

優しくて、素直で。

それはとてもいいことです。

それで心のバランスがとれているなら、

何の問題もありません。


普段の親子コミュニケーションで、

ちょこっと子どもの気持ちを

のぞく感じで、

そっと見てみてください。

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# by nocotoco | 2018-11-26 08:02 | 不登校・ひきこもり | Comments(0)

不登校への対応-1

子どもが何か、心にわだかまりが生じた時、

心が疲れ切った時、

「学校へ行きたくない」と訴えるのは、

もっとも自然なことです。

特に小学校低学年では、

どの家庭でもあるエピソードです。



ところが困ったことに、

こうした登校しぶり・不登校の子どもたちに

対する関わり方については、

専門家の間でさえ大きな意見の

違いがあるといわれています。

そのため、いったいどれを信じていいのか、

と混乱してしまう親御さんも

多いのではないでしょうか。



不登校に関するひとつの

典型的な指導方法として

「子どもの意思を尊重し、

 本人の希望を前面的に取り入れるように。
 
 そしてひたすら本人の心の

 回復を待つように」

「学校のことはいっさい言わないように。

 登校刺激なんてとんでもない」

というものがあります。



しかし、この指導方法は、高校生年代の

あるタイプの不登校の子どもに

対してだけ当てはまるもので。、

高校生全般に当てはまるわけではないとお医者さんがいます。

まして小学生には全く当てはまらないそうです。


現実の相談機関で、

年齢を無視した指導がなされている場合もあるそうです。

それには、以下の四つの基本的視点が

不明確なためです。



1.年齢によって対応を変えること。


2.子どもが抱えている心の問題の質により、

  対応を変えること。


3.心の回復には、いくつかの段階がある。

  その段階に応じたタイミングの

  良いかかわりをすること


4.登校させることが唯一の目標ではないこと。

  登校しぶり・不登校で子どもが訴えたかった

  心のSOSをしっかりと見つめ、

  解決をはかること。



この四つの基本的視点は

極めて当たり前のことであるが、

意外にも専門家の指導では

考慮されていない、場合が多いらしいです。

小学校低学年の子どもたちの特徴は

よく話ができることです。



思春期になると、親や大人に対して

無警戒に何でも話すことはなくなります。

また、話そうにも、自分自身の中で

何が起こっているのかを言葉で

表現することが難しい時期にもなるので、

話せません。




ところが、小学生低学年の子どもは

屈託なく話してくれます。

それをきっかけに、

登校への道筋を考えてみることが

良いと言われています。




小学校高学年、中学生、高校生に対しては、

どういう対応を取ればいいのか。

本人、親、担任、学校の

輪の中で解決できるのか。

心の問題がとても大きいのではないか。

人によってはカウンセリングが

重要になってくるのではないかとも思います。




当たり前のことですが、

一人ひとり違った理由で、

一人ひとり「不登校」の

受取り方が違っているように、

様々な数えきれないほどの

解決方法があるのでしょうね。

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# by nocotoco | 2018-11-25 09:47 | 不登校・ひきこもり | Comments(0)

優秀な子の不登校

小学校の低学年の児童。

都市の豊かな家庭で育ち、

性格はおとなしくてまじめ。



勉強は好きで成績も上位。

親の教育への理解も高い。

友達関係も良好。

担任との関係も良い。



ところがその子が

なぜか登校できなくなる。

頭痛、腹痛などの

不定愁訴を訴えるが、

医者に見せても悪いところはなく、

学校でもいじめ等、

登校を忌避させるような

問題は見いだせない。



何かわけがあろうと尋ねても、

本人にも説明できない。

自分から「学校へ行きたい」といって

前夜は準備万端とととのえて寝るが、

いざ朝になると玄関から出れない。



頑張って親が連れて行っても

校門前ですくんでしまう。

やがて、少しでも登校を

うながされたり、

学校に触れられただけでも、

パニックに全くの不登校状態に陥る

(滝川一廣『子どものための精神医学』より)




子どもには子どもなりの理由があって、

学校へ行けなくなっていると思います。

自自分でも知らないうちに、

周りに気を使い、

いい子を演ていたのでしょう。

そして、気づかない間に

疲労をため込んでいたのでしょう。



いい子である分、

我慢していることが分からず、

無理だとも思わなかったかもしれません。

頭がよく学業が優秀な子供は、

周りの目や評価がそこにばかり集まり、

内面に目を向けられなかったり、

内面の関りを得られぬままに

育ってしまう可能性が

あるのではないでしょうか



まわりの高い評価に応えることだけが、

生きることになってしまう場合も

あるのかもしれません。

そのため、人間関係へのどこかおぼつかなさや。

不全感をひそかに抱え込んで、

現実からの回避に

つながっているかもしれません。

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# by nocotoco | 2018-11-24 18:09 | 不登校・ひきこもり | Comments(0)


不登校、ひきこもり、子どもの声を引き出します。


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