家庭内暴力

家庭教師をしていた家庭で、

家庭内暴力があったことがありました。

お母さんとは連絡事項をLINEを使っていました。

そこに子どもの本当の姿が書かれていました。



その子は軽度の発達障がいの子で、

ADD(注意欠陥障害)のお子さんでした。

私が行ったときは、素直で優しく、

勉強もしっかりとし、とてもいい子という印象でした。



おかあさんのLINEには

「何時間も罵声を浴びせられる。

 この間も先生が返られた後に6時間浴びせられました」

「時には、暴力をふるいながら罵声を浴びせてきます」

「おまえの育て方が悪かったから、俺はこうなったんだ」

「おまえのせいで・・・」という文字が並んでいました。

ある時は暴力がひどく、警察を呼んだこともあったそうです。



信じられない、というのが正直な気持ちでした。

あの子がそんなことをするなんて

どうしても信じられませんでした。

私は暴力については書かずに、「お母さんが心配です」と

LINEで返事を書きました。

「息子のことを悪く言わなかった人は初めてです」

問ういう返事がいました。

お母さんの大変さを一番に思ってしまったので,

お子さんのことはあえて聞きませんでした。




子どもは最も信頼できる相手に言語外表現で救いを求めます。

うまく言語に表せない感情と、暴力という言語外の表現が、

相手にうまく伝わらない、という二つの理由でイライラを伴い、

相手に更にひどい暴力を振るうそうです。



母親に対する強い依存傾向からも家庭内暴力は生まれます。

なんでもかなえてくれるはずの母親が、

自分の思うとおりには動かないことでイライラするそうです。



とても不思議ですが、なぜ家庭内暴力は母へ向かうのでしょうか。

絶対に暴力を返してこない、おなかを痛めて産んだ子どもですから、

手を挙げないことを分かって、やっているのでしょう。

明らかに甘えです。暴力という全く反対の行為を使っての甘えです。



父親は仕事で不在で、向かうのは母親ということもあるでしょうし、

父親にはいつも自然と振る舞っていたそうです。

勝てないということもあるのでしょう。



もし、父親の相談して、父親が子どもに説教をしたら、

そこから、父親のいないときに更にエスカレートして、

母親への暴力が始まってしまうのでしょう。

だから父親には暴力の話はしません。

家庭教師をしていたお子さんのお母さんもそうでした



暴力を受けているお母さんはどこまで、

耐えなければいけないのでしょうか。

子どもの気が収まるまで?

子どもの成長によって暴力が自然になくなるまで?

母親というだけで、罵声、暴力が集中してしまう甘えを

どうすればいいのでしょうか。

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# by nocotoco | 2018-12-29 09:20 | 不登校・ひきこもり | Comments(0)

ひきこもりの現実

「ひきこもり」というと、その弊害ばかりが

大きく問題視されてしまいます。

しかし、ひきこもっている人は、

自分の心の圧迫や被害を

最小限にとどめるために、

その防衛手段として

「ひきこもり」をしていると思います。

まずはそのことを理解していかないと、

「ひきこもり」の話は

できないのではないでしょうか。



そのような理解があれば、

ひきこもりによる彼らなりの

成果が見えてくるのではないでしょうか。

そして、理解に近づけるのではないでしょうか。

あるひきこもりのインタビューで

ある人が、ひきこもりの人々が

「あまりひどいことにならないうちにひきこもった」と

述べてい他と言っていました。

この考え方は重要だと思います。



ひきこもることで失うもの、

家族から、そして周りからの目、

誹謗中傷、それらのことは彼らも

わかっていると思います。



しかし、そのことを考えても、

ひきこもることを選んだのではないでしょうか。

選ぶというより、

そうせざるを得なかったのではないでしょうか。

自分の心が壊れてしまう前に。



様々な出来事を体験し、

「何をしても駄目」

「どうせこれからも駄目」

「自分なんか頑張っても・・・」

そんな思いを繰り返してきたのではないでしょうか。

そんな言葉が彼らの心に

たくさん刻まれてきたのではないでしょうか。



その先に「生きていてもしようがない」

「生まれてきた意味がない」

「死にたい」があったのではないか。

そう思えて仕方がありません。



ひきこもり生活に入れば、

誰もがそのような挫折感を

抱くのではないでしょうか。

抱きながら、苦しみながら、でも生きている。

そのことに視線を合わせてみてください。

心の奥底で、

「早くこの生活から出ていきたかった」

「自分は・・・をしたかった」

もしかしたら、すべてが過去形で

語られるかもしれません。



まわりにいる人も同じくらい

辛い思いをしているかもしれません。

ほんの少しの余裕をもって、

彼らを見て、その先を一緒に考えていければ、

きっと違った時間が流れてくるのではないでしょうか。

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# by nocotoco | 2018-12-28 06:53 | 不登校・ひきこもり | Comments(0)

心の防御-2

素直な子どもは、自分の考えや気持ちを口に出さず、

周囲と摩擦を起こすことなく

過ごすようにしてしまっています。

自分と意見の違うことがあったとしても

それを受け入れてしまいます。



では、どうやって心の防御の力を

強くすればいいのでしょうか。

それは日々の気持ちの持っていきようで、

心を強くするしかないと思います。

それができないと、ネガティヴなこと、嫌なことと

距離をとるしかないと思っています。



距離をとった結果が、不登校や

ひきこもりなのではないでしょうか。

心の防御ができていれば、

いるべき場所から離れる必要はないと思います。



気持ちの持っていきようですが、

最初は非常に難しいかもしれませんが、

自分の気持ちをしっかりと

相手に伝えるということです。

摩擦が生じる可能性はありますが、

とにかく言ってみる。



初めはうまく言えないかもしれませんが、

それを繰り返していきます。

気持ちをいい方向にもっていって、

少しずつ少しずつ、自分の心を出していくことです。



例えば、親が進路のことでいろいろと言ってきたときに、

「僕の進路のことをいろいろ考えてくれてありがたいけれど、
 
 自分の進路のことは自分で決めるから大丈夫だよ

 今は、何も言わないでね。本当に大丈夫だから」

このようにいってみるのはどうでしょうか。

相手のしていることに対して、

感謝の気持ちを述べて、そして、しっかりと

自分の心を見せていく。

これの繰り返しではないでしょうか。



たったこれだけのことですが、

良い子で育ってきた子にとっては、

とてもとても大変なことだと思います。

少しずつこれを繰り返しをしていくことです。

場合によっては、距離をとることも必要です。

しかし、いざとなった時は心の防御で、

自分の心を現しましょう。

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# by nocotoco | 2018-12-27 10:29 | 不登校・ひきこもり | Comments(0)


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