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心の防御

不登校、ひきこもりの人は、心が傷ついていたり、

脅えていたり、委縮して利していることが

多いと思っています。

たとえて言うと、心がむき出しになっている状態。



心は繊細で、柔軟で完成が強いものです。

ちょっとしたことで傷ついたり、歪んだりします。

人の悪意や、そこまでいかなくても、

ちょっとしたことでも敏感に反応します。



その子どもにとってポジティヴなものはどんどん吸収し、

心のエネルギーになり、感情豊かなものになります。

逆に、その子どもにとってネガティヴなものも

心に侵入し、心にダメージを与えます。

心が向きだしのままだと非常に傷つきやすい状態です。



自分の心は自分で守らなくてはいけません。

心を防御する必要があります。

思春期の子どもはとても感受性が豊かで

素直に物事を吸収します。

違う言い方で言うと、心にとって

良くないことも吸収してしまいます

なんでも吸収してしまいます。



例えば、学校での生活も周りの影響を受けやすいですし、

友人などの考え方も心に入ってきます。

家庭の中でいうと、親の価値観や考え方にも

影響を受けます。



それらのものが、その子どもにとって、

「よし!OK」と言えるものならば、

心は豊かになります。

「えっ!?なんで・・・」となると、

心は傷つき、つらい思いをします。

なので、そような場面にいる子どもは、

距離をとって自分の心を守ろうとします。



しかし、上にあげた、学校、親はとても身近で、

影響を受けやすく、

距離をとるということがなかなかできません。



そのため心を防御する術を持つ必要があります。

防御する術を持っていないと、

心は傷ついてしまいます。



不登校、ひきこもりの子どもたちは、

心の防御の力が弱いのではないのでしょうか。

取り入れたくないものも、

どんどん心に入ってきてしまい、

その結果が、不登校、ひきこもりになってしまう。



他人から脅かされないために、

心を防御する術を覚えなければいけません。


では、どうやって心を防御する力を

身につければいいのでしょうか。

考えてみましょう。

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# by nocotoco | 2018-12-26 09:29 | 不登校・ひきこもり

ひきこもり 理想と現実-2

自分中心の生活を放っておくと、

ギャップは広がるばかりです。

社会との接点や相談する相手、

実践する機会を増やして、

理想と現実の間の溝を少しずつでも、

埋めることが必要です。

それが社会復帰への一歩になります。



では、親はどうすればいいでしょうか。

やはり、コミュニケーションです。

小さなところから初めて、

例えば「おはよう」

「おやすみ」等の一言など、

反応がなくても、声を掛けることだと思います。



少しづつコミュニケーションを増やしていき、

話しができるようになった時に、

それとなく

「今、何か興味を持っているものとかある?」

と聞いてみてください。

「別に」という答えが返ってきそうですね。

でも、あきらめずに、

繰り返しるのがいいと思っています。

でも連打で聞いていくと、反感をかうので、

うまく間を持って

聞くしかないのだろうと思っています。



「これからやりたいことある?」ですと、

将来に不安を持っている子ども達なので、

質問に追及感を感じてしまう

可能性がありますので注意ですね。



じっくりと様子を見ながら、

コミュニケーションの幅を広げてみる、

これが最大の解決方法だと思います。



「今」を話題にして、

「将来」は本人の言葉を待つ。

これが私が専門学校時代、

学生宅訪問時にやっていた方法です。

結構時間はかかりましたし、

その後もしばしば休みがありましたが、

長期の欠席はなくなりました。

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# by nocotoco | 2018-12-25 12:53 | 不登校・ひきこもり

ひきこもり 理想と現実

一人で悩んでいると、

理想と現実のギャップを埋めることができず、

どんどん広がっていくと思います。

子ども達はどんどん深みに

はまっていくかもしれません。

結果として、不登校やひきこもりになる

可能性もあると思います。



きっかけは悩み事や友達とのけんか、

成績不振など小さなことでも、

ひきこもった生活をつづけているうちに、

社会と自分の溝はぢんどん広がってしまいます。




そのようなときはどうすればいいか。

何をすれば、理想と現実のギャップを

埋められるのでしょうか。

その子の心の中にある理想とギャップ。



初めは、さまざまな要素が絡み合って

不登校、ひきこもりが始まります。

次に、将来が理想化されていく一方で、

現実の自分は人と話すのが

より苦手になります。

これが現実の自分です。


「人気作家になって賞をとる」

「ゲームをつくる仕事に就く」

「歌手のオーディションに受かる」

「自分で会社をつくって稼ぐ」

「いつかテレビタレントになる」


しかし、理想の自分は何もしないことがあります。

「小説を書くが、人に見せない」

「ゲームはやるだけで、専門の勉強はしない」

「歌は好きだが、練習はしない」

「理由もなく、社長になれると信じている」

「テレビタレントより才能があると思っている」

などなど。

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# by nocotoco | 2018-12-24 09:58 | 不登校・ひきこもり


不登校、ひきこもり、子どもの声を引き出します。


by Sere.C.R

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